前回からの続きです。
サーバーの建て方目次
・準備 #1
・起動設定 #1.5
・他人が入れる様にする #2
・試合設定 #3
・ワークショップマップ #4
・カスタムコンテンツ,FastDLサーバー導入
前回LAN専用サーバーの 建て方を解説しましたが、この設定だとまだ自分以外誰も入れません。
なので、今後の記事では以下の3パートに分かれて進行して行きます。
・サーバーに自分以外が入れるようにする設定
・サーバーへのMetaMOD/SourceMOD導入(サーバー管理MOD)
・紅白戦としての設定の最適化
以上です。まず最初の「サーバーに自分以外が入れるようにする設定」から始めていきます。
そもそも今の設定では何故入れないのかを説明する所から始めます。
2015/12/8に実施されたアップデートにより、何も購入して居ないSteamアカウントと、
CSGOを所持していないアカウントでのサーバー運営が不可能になりました。
その為サーバー運営者が正規のCSGO所持者である事を証明する為のcvar”sv_setsteamaccount”が追加されました。
このコマンド とSteamのGameServerLoginToken(GSLT)を組み合わせて使用する事で初めてLAN以外の接続が可能となります。
cvarの設定方についてですが、Steamのゲームサーバーのアカウント管理に接続し、
“ベースゲームのAppID”に”730″を、
“メモ”の所に説明(例:server1など)を入力し、”作成”をクリックしてトークンを発行してください。
トークンが発行されたら、前回の記事で設定したserver.cfgを開き
sv_setsteamaccountの後ろにトークンを入力してください。
例:”sv_setsteamaccount XXXXXXXXXXXXXXX”
これで自分のサーバーに他のプレイヤーが接続出来るようになりました。
SeDirectorを起動し、知り合い等にグローバルIPとパスワードを教えて接続出来るか確認して貰いましょう。
接続コマンドは以下の通りです。
connect “サーバーのIP:27017”;password “ぱすわーど”
“サーバーのIP”はグローバルIPを確認し、それを友達に伝えて下さい。
“27017”となっている部分はSeDirectorで設定したポート番号です。
“password”は、server.cfgに記述したsv_passwordです。前回の記事通りなら”kouhaku”になっています。
自分のサーバーに接続する場合は、
“connect localhost:27017”;password kouhaku
で接続出来ます。
これでサーバーに自分以外の人が入れるようにする設定が終了しました。
少々不便ですが5on5マッチ自体は可能になりました。
ですがこのままだと使い辛いので管理MODを導入します。
次回に続きます。